知りたい!:育毛剤でふっさり 毎日新聞記者が体験
2010.05.12 東京夕刊 1頁 政治面 (全1,332字) 

 日本皮膚科学会が男性型脱毛症診療ガイドラインをまとめた。「あくまで医療者向け」と同学会は説明するが、育毛剤が数多く販売される中、「対象者」の関心は高い。どんな内容なのか、効果はあるのか。生え際の後退などが気になる記者(44歳)も、自ら体験してみた。【高野聡】
 ◇場所は選べず
 推奨度Aとされたフィナステリド(商品名・プロペシア)。記者は昨年11月から服用を始めた。1箱(28錠入り)で1カ月分。効果確認に必要な6カ月の服用期間を迎え、頭頂部の写真を初診時と比べると、地肌が見えなくなる程度に頭髪が濃くなっていた。
 フィナステリドは医師の処方せんが必要で、保険外診療のため、処方にかかる費用はまちまち。大阪市内の六つの医療機関に問い合わせると、1箱で7200~1万500円。別に初診料などがかかる。「何もせずに毛が抜けるのを待ちますか」と営業トークをするクリニックもあった。
 結局、選んだのは自宅近くの皮膚科医院。医師は「効果、安全性の高い薬ですが、医者から『どうしても』と勧めるような薬じゃありませんから」と、費用は薬代7200円のみ。「患者サービス」の認識だという。
 幸い記者には効果があったが、肝心の生え際は変化なし。場所は選べないようだ。また、服用をやめれば効果はなくなる。財布との相談は当分続きそうだ。
 ◇学会指針、推奨度Aに2商品
 「ガイドライン策定の経緯は三つある。育毛を掲げたヘアサロンの行き過ぎた行為、発毛に関する誇大な広告、人工毛植毛によるトラブル。医療者向けにまずエビデンス(医学的根拠)を提供したいと考えた」。4月17日、大阪市で開かれた同学会総会。ガイドライン策定委員長の坪井良治・東京医大教授は医師を前にそう説明した。
 男性型脱毛症は、額や頭頂部の髪が思春期以降に薄くなる症状だ。策定委の板見智・大阪大大学院教授の推計では、国内の対象者は約1260万人。更年期以後の女性にも多く表れる。
 検討材料としたのは、国内外で発表された150編以上の論文。10人の委員が、研究の規模や手法に応じて重要度を検証し、10の成分や施術の推奨度をA、B、C1、C2、Dの5段階に分けた。板見教授は「対象とした成分や施術は科学的な検証材料があった。むしろこれに該当しなかった育毛剤や育毛サロンなどは科学的な根拠がないということ」と話す。
 推奨度Aのミノキシジル(商品名・リアップ)とフィナステリドは、男性型脱毛症の医薬品として認可されている。策定委も「発毛効果に関する良質な根拠がある」と結論付けた。
 このほか、C1の成分群は、発毛の有効性が高いとする試験結果はあるが、論文数が少ないことがマイナス材料となった。自毛植毛は世界での実施例の多さからB。人工毛植毛は、炎症など有害な事例が報告され、Dとの結論になったという。
 一方、低い推奨度を付けられた会社は反発する。C2とされたセファランチンが主成分の外用育毛剤を販売する化研生薬(東京都)は「臨床データがないのは事実だが、動物実験で効果は出ている」。また、人工毛を製造販売する大手業者の社長は「炎症を防ぐため、頭皮を清潔にするよう注意を呼び掛けている。長年の利用者もおり、支持されている」と反論している。
毎日新聞

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