プロペシア(成分名=フィナステリド)の服用を始めると、しばらくして髪が増えるどころか、抜け毛が増えてしまったという人がいます。
いわゆる「初期脱毛」というものです。
プロペシアを販売しているMSD社は、公式に初期脱毛の存在を認めているわけではないですし、私自身、プロペシアの服用で毛が抜けたという経験もありません。
私の知り合いも何人かプロペシアを飲んでいますが、いずれも初期脱毛は発生しませんでした。
プロペシアを飲んで初期脱毛にかかる確率は低いと思われます。
しかしながら、一部のAGA病院のサイトでも「初期脱毛」について、述べられていたりしますので、現実に起きる人もいるということなのだと思います。
ただし、初期脱毛が起きたからといってプロペシアの服用を中止すべきではありません。
初期脱毛が起きたとしても、1ヶ月ほどで収まるケースがほとんどのようです。
その後はプロペシアの効果でしっかりと髪が増えますから、服用を継続すべきです。

プロペシアの添付文書によれば、プロペシアの効果が出るのは、3ヶ月から6ヶ月とされています。
キャプチャ

また、プロペシアの発毛効果のピークは1年です。

以下のグラフは、プロペシアの服用者とプラセボ(何の効果もない偽薬)を飲んだAGA患者の5年間の経過を示しています。
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縦軸は5.1平方センチメートルあたりの髪の毛の本数で、
横軸は年です。
上(緑)のグラフは、プロペシアを服用した場合のケースで、
下(赤)のグラフは、偽薬を服用したケースです。
投与前の平均毛髪数は876本です。

プロペシアを飲み始めてすぐに効果が表れないという人も、1年ぐらいは飲み続けて様子を見るべきです。

プロペシアの初期脱毛の口コミ情報は、こちらです。

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