セビゾールシャンプーは、 フケ、かゆみを抑え、真菌(カビ)を抑えるシャンプーです。
配合されているケトコナゾールは殺菌作用が有り、フケや脂漏性皮膚炎の予防に効果的なほか、AGA(男性型脱毛症)の原因とされる男性ホルモンを抑制する働きがあり、抜け毛予防に効果的です。
なお、ケトコナゾールは、白癬皮膚カンジダ症などの皮膚炎の治療にも用いられている成分です。

2010年4月、10人の専門医によって構成される「日本皮膚科学会」まとめた「男性型脱毛症診療ガイドライン」をまとめ」によれば、ケトコナゾールは「C1」つまり、「AGA治療に用いてもよい」に指定されています。
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ケトコナゾールの育毛効果は、医学的な裏付けがあるのです。

以下、ケトコナゾールの発毛作用について、解説します。

AGA(男性型脱毛症)の原因は、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンです。

では、DHTは、どのようにしてできるのでしょうか。

その生成過程は、以下のようなものとなります。
プロゲステロン > アンドロステンジオン > テストステロン > ジヒドロテストステロン
AGA治療薬としてもっとも有名なプロペシアに含まれるフィナステリドは、「テストステロン > ジヒドロテストステロン(DHT)」の変換を阻害します。

ケトコナゾールの場合は、その上流にある「プロゲステロン > アンドロステンジオン」の変換を阻害します。

「プロゲステロン > アンドロステンジオン」という変換はCYP17と呼ばれる酵素が担っていますが、ケトコナゾールはそのCYP17の働きを妨げ、その結果、DHTの生成を抑える効果があるのです。

また、ケトコナゾールには毛包(毛穴より下にある髪の毛を取り囲む組織)分泌する皮脂の量を抑える効果もあります。
皮脂の分泌量が多いと、髪の毛は細くなりますから、ケトコナゾールには成長期の毛髪を太くする効果があるのです。

セビゾールシャンプーの使用法は、以下の通りです。
髪を充分にぬらした状態にし、セビゾールシャンプーを使用します。
3分から5分間放置した後、きれいに流します。
フケやかゆみ、脂漏性皮膚炎の方は、週に2回を2~4週間ほど使用してください。
その後週に1回か2週間に1回くらいの頻度にて使用してください。

セビゾールシャンプーはあまり泡立ちがよくありません。
通常のシャンプーで1度洗った後で、セビゾールシャンプーを使用すると泡立ちが良くなります。

医薬品個人輸入サイト大手、オオサカ堂では、セビゾールシャンプーの使用者から多数のレビューが掲載されています。

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2013年10月10日現在、セビゾールシャンプーは、オオサカ堂では、2160円でした。

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