イギリスの製薬会社、グラクソ・スミスクラインの新AGA(男性型脱毛症)治療薬、ザガーロが2016年6月13日に発売されました。

こちらがザガーロのパッケージ写真です。
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AGA治療薬といえば、プロペシアが有名ですが、ザガーロはプロペシアよりも高い育毛効果があるとされています。

プロペシアを服用しているものの効果が今ひとつと感じているひとなど、期待してザガーロの服用を始めている方もいるしょう。

しかし、ここに来て、ザガーロを飲んでいるのに効かない、効果がないという方もいるようです。

2016年9月19日現在、Yahoo!で「ザガーロ」と検索したところ、サジェストキーワードの1番目に
ザガーロ 効かない
と表示されています。
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これは「ザガーロ 効かない」で検索している人が多いことを示しています。

どうして、ザガーロが効かない人がいるのでしょうか。

そもそも、脱毛の原因となっているのは、悪玉男性ホルモンのジヒドロテストロン(DHT)ですが、このDHTはテストステロンという男性ホルモンと5αリダクターゼという酵素が結びつくことで発生します。

5αリダクターゼには1型と2型があります。

1型5αリダクターゼは、側頭部と後頭部の毛乳頭細胞に発生するAGA因子です。
2型5αリダクターゼは、前頭部や頭頂部の頭皮の毛乳頭細胞に発生するAGA因子です。

実はプロペシアは実は2型5αリダクターゼを抑える効果しかありません。
1型5αリダクターゼまで抑えられれば、より発毛効果を実感できるはずです。

ザガーロの有効成分であるデュタステリドは1型5αリダクターゼと2型5αリダクターゼの両方を抑える効果があるのため、プロペシアよりも育毛効果が高いのです。

では、ザガーロはプロペシアよりどの程度育毛効果が高いでしょうか?

ザガーロの添付文書にザガーロの有効成分であるデュタステリドとプロペシアの有効成分であるフィナステリドの育毛効果の違いを比較したデータが掲載されていますので、これを検証してみます。

この試験では、20歳から50歳の男性の男性型脱毛症患者を対象にプラセボ(偽薬)、デュタステリド0.02mg、0.1mg、0.5mg、フィナステリド1mgを24週間投与し、頭頂部円内(直径2.54cm円中)の毛髪数の変化を調査しました。
その結果は、以下のとおりです。

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赤線で囲んだ「変化量」のところに注目して下さい。
「SE」は標準誤差です。

デュタステリド0.1mg、0.5mgは、フィナステリド1mgよりも毛髪数の増加が多ことが分かります。
デュタステリド0.5mgは、フィナステリド1mgよりも158%、毛髪量が多い結果となりました。

つまり、ザガーロ(デュタステリド)は、プロペシア(フィナステリド)より、1.58倍の育毛効果があるのです。

ザガーロは厚生労働省から育毛薬として認可も受けていますし、添付文書の内容も嘘ではないでしょう。

では、どうして、「ザガーロ 効かない」で検索する人が多いのでしょうか。

その理由の一つには、ザガーロの服用を初めてまだ期間が経過していないことが挙げられると思います。

ザガーロの添付文書によれば、「治療効果を評価するためには、通常6ヵ月間の治療が必要である」とあります。
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ザガーロは早い人では12週間(3ヶ月)で効果が現れる人もいますが、通常は6ヶ月様子を見てみなければなりません。

ザガーロが発売されたのは、2016年6月ですが6月に服用を始めた人は12月までの経過を見てみなければ正しい評価を下せません。

なかなか効果が出ないと思っても6ヶ月が過ぎるまでに「効かない」と結論を下すのは早計です。

なお、ザガーロにはデュタステリドという成分が配合されていますが、海外製のデュタステリド錠であれば医薬品個人輸入サイトがオオサカ堂で安価に購入できます。
成分は同一のジェネリック(後発薬)ですので、効果も同等です。

オオサカ堂で販売されている主なデュタステリド錠には、以下の様なものがあります。

アボダート
↓   ↓   ↓


デュタス
↓   ↓   ↓


デュプロスト
↓   ↓   ↓



私自身、オオサカ堂でデュタステリド錠を購入していますが、確かに効果を実感しています。
詳しくは、こちらの記事を御覧ください。

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