ここでは、育毛剤、爆毛根(BAKUMOKON)に生え際の薄毛に効果があるかどうかを調べてみました。

そもそも、生え際は薄毛になりやすい部分だと言われています。

薄毛の原因は男性ホルモンのDHTによるところが大きいです。
DHTは、5α還元酵素の働きによって、男性ホルモンのテストステロンから変換されて発生します。

生え際には、5α還元酵素が頭頂部や前頭部に比べて、 多く存在すると言われています。

そのため、頭皮の他の場所に比べて、生え際が改善されにくいのです。

では、爆毛根は生え際の薄毛を改善してくれるでしょうか。

爆毛根に配合されている育毛成分は、主にミノキシジルとデュタステリドです。

2つの成分についてそれぞれ生え際の薄毛に効果があるかどうかを見てゆきましょう。

ミノキシジルは生え際の薄毛に効果があるか?

まず、ミノキシジルは、リアップX5プラスなどに配合されている有効成分です。
ヘアサイクル(毛周期)における休止期と成長期へ働きかけることで、ヘアサイクルを適正に整えて発毛と育毛を促し、脱毛の進行を予防します。
日本皮膚科学会が作成した「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版」でも、ミノキシジルは推奨度Aにランクされ、高い評価を得ています。

キャプチャ

しかし、ミノキシジル頭頂部の薄毛の改善効果は高いものの、生え際への効果は低いと言われています。

その理由についてですが、実はミノキシジルがどうして薄毛に効果があるかということが未だに解明されていないために、よく分かっていません。

一説には、ミノキシジルには血管を拡張する効果があり、血流を改善させるために育毛に効果があると言われています。
しかし、生え際は頭頂部と比べて血流が少なく、そのため、ミノキシジルの効果が現れにくいそうです。

デュタステリドは生え際の薄毛に効果があるか?

デュタステリドは、男性型脱毛症(AGA)の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑制する成分です。

デュタステリドは、この5α還元酵素の働きを阻害して、DHTの発生を抑制します。

従来からあるAGA治療薬のプロペシアに配合されているフィナステリドもDHTの発生を抑制しますが、デュタステリドとの違いは、抑制できる5α還元酵素の種類にあります。
フィナステリドの場合、2型5α還元酵素の働きを阻害しますが、デュタステリドは1型5α還元酵素と2型5α還元酵素の働きを阻害します。

2型5α還元酵素は、おでこの生え際から頭頂部で作られています。

一方、1型5α還元酵素は、頭部全体でつくられています。

デュタステリドは、1型5α還元酵素も2型5α還元酵素も両方ともカバーして抑制し、DHTの発生を抑制しますので、当然、生え際の薄毛に効果があります。

まとめ:爆毛根は生え際の薄毛に効果がある!

爆毛根に配合されている有効成分のうち、ミノキシジルは生え際の薄毛への効果が低いようですが、デュタステリドは効果が高いです。

爆毛根は生え際の育毛効果があると言えます。

レビューでは?

オオサカ堂に掲載されている爆毛根のレビューを見ると以下のようなコメントがありました。
使い始めて約半年ですが、前髪の生え際に効果あると感じました。
何ヶ月か使っていますが、使い初めの頃に比べて生え際が濃くなってきています。人によりますが効果はあると思います。

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