アロビックスはAGA治療院で処方されている、プロペシアと並んで信頼性の高いAGA治療薬です。
アロビックスには、薄毛の気になる頭皮に塗布する外用薬ですが、リアップやロゲインなどのミノキシジル系の外用薬とどう違うでしょうか。

まず、成分が異なります。

アロビックスの主成分は塩化カルプロニウムで、これが血流を向上させ、発毛に必要な血液を頭皮に供給します。

ミノキシジルは、本来、高血圧の治療のための血圧降下剤であり、血管が拡張されることでアロビックス同様、発毛に必要な血液を供給するとも言われていますが、血管を拡張する他の血圧降下剤では発毛効果が得られず、詳細な発毛メカニズムは実は分かっていません。

では、効果のほどはどうでしょうか。

日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010 年版)」によれば、アロビックスの主成分、塩化カルプロニウムは推奨度「C1」(用いてもよい)に分類されています。

一方のミノキシジルは、推奨度「A」で、
男性症例に対して 5% ミノキシジル外用液を外用療法の第一選択薬として,また女性症例に対して 1% ミノキシジル外用液を治療の第一選択薬として用いるべきである
とされています。
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ミノキシジルの方がアロビックスよりも効果が高いのです。
そして、軽度の薄毛の場合はアロビックスのような「C1群育毛剤」が選択肢となりますが、中等症・重症の薄毛の場合は、最初からミノキシジルやプロペシアなどのフィナステリド系育毛剤の使用が推奨されています。
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とはいえ、アロビックス外用液は、AGA(男性型脱毛症)だけでなく、円形脱毛症に効果があります。
円形脱毛症の治療には、アロビックス外用液をおすすめします。
アロビックス外用液は、皮膚科で円形脱毛症の患者に処方されています。

外用育毛剤は自分の症状に合ったものを選択しましょう。

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