『朝日新聞』2011年6月16日付朝刊記事
 [焦点]外国の薬 入手簡単 ネット転売逮捕 個人輸入の規制なし=富山

 外国製の薬を無許可で販売したとして、高岡市の男が薬事法違反で逮捕、起訴された事件では、薬が輸入代行業者を通じて簡単に手に入り、インターネットで転売されていた。同様の違法な医薬品販売の摘発は全国で相次いでおり、県内では今年初。同法で治療のための個人輸入を禁じていないことが抜け穴となった格好だ。(岡田遼介)
 摘発されたのは、高岡市駅南、清掃会社社長金崎尚士被告(57)。県警によると、英国製のトルコ向け脱毛症治療薬「プロペシア」を輸入代行業者を通じて仕入れてインターネットで販売し、数十万円の利益を上げた。「副作用はほぼ心配ありません」などと売り込み、通常価格より数千円安い値段で転売していた。
 薬は自身の会社の事務所に保管されており、ある捜査関係者は「組織だった大がかりな犯罪ではない。片手間にネットを使い、手軽に稼いでいたんだろう」と話し、難なく安易に外国製の薬を手に入れることができる現状を憂えた。
 薬事法は、医薬品を無許可で輸入・販売することを禁ずるが、他人に売ったり譲ったりしなければ少量の個人輸入は、規制の対象外となる。捜査関係者によると、金崎被告は「プロペシア」のほかに、国内未承認の医薬品も仕入れ、転売していたとみられる。
 厚労省監視指導・麻薬対策課によると、重症のがん患者などが最新の治療薬を求め、医師の指導のもと国内未承認薬を服用するケースもあり、同法上における個人輸入の必要性は無視できない。しかし、ネット上で薬の購入を呼びかける違法サイトは多く、同課は2008年度、計1760のサイトに同法違反の疑いがあるとして改善指導を申し入れた。担当者は「我々がネット上で発見したサイトは氷山の一角に過ぎず、『モグラたたき』の状態」と話す。
 海外から個人輸入した薬の中に偽造品が含まれる可能性も高く、02年には中国製ダイエット用健康食品を服用した女性が、劇症肝炎で死亡した例もある。手軽に仕入れた医薬品が大きな被害をもたらす危険性もあるが、今回の事件は、手っ取り早い金もうけの手段という被告の安易な動機しか浮かんでこない。
<コメント>
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