薄毛の悩み 女性には塗り薬を推奨

 福岡市の会社役員のB子さん(49)は、2006年ごろから薄毛を意識するようになった。髪のボリュームが減った。光が頭に当たると地肌が透けて見える。
 仕事も家事もこなしていたが、常に頭の片隅で薄毛のことが気にかかる。部分かつらや育毛剤なども試した。でも、満足のいく結果は得られなかった。
 そこで昨年10月、同市にある頭髪治療専門の「城西クリニック福岡」を訪ね、無料のカウンセリングを受けた。同クリニックでは薄毛に悩む女性の受診が年々増え、今では患者の3割近い。ある国内調査では、成人女性の3割が薄毛だと回答している。
 院長の小西さわ子さんによると、女性の薄毛は男性とは異なり、生え際が後退するのではなく、全体が均等に薄くなりやすい。
 「女性でも、年をとれば髪は細くなり、ボリュームは減る傾向にあります。ある程度の薄毛は普通の変化だと説明するだけで、不安が和らぎ、そのまま帰る女性も少なくありません」と小西さんは話す。
 女性特有の要因もある。出産、閉経、ピルの使用中止など、女性ホルモンの変動によると思われるケースのほか、女性に多い甲状腺疾患、急激なダイエットでも薄毛は進む。それでも、男性と同じく、遺伝的な要因が最も大きいという。
 日本皮膚科学会が今年4月に発表した診療指針は、女性の脱毛症に「強く勧められる」A評価の治療として、市販の塗り薬ミノキシジル(商品名・リアップ)だけを挙げた。女性用の商品も出ているが成分は男性用と同じだ。
 B子さんは毎日、ミノキシジルを風呂上がりに頭皮に塗った。3か月後、産毛が増えて抜け毛も減ってきた。今は薄毛も目立たなくなり、美容師と「パーマをかけましょうか」などと話ができるのがうれしい。
 一方、診療指針は、男性にはA評価とした飲み薬のフィナステリド(商品名・プロペシア)を、女性には使わないよう勧告している。更年期以降の女性を対象とした海外の臨床試験で「無効」という結果が出ているほか、妊婦への投与が胎児の正常な発育に影響を与える恐れがあるからだ。
 なお、昨年、ミノキシジルを1%から5%に高めた製品も男性用に発売され、指針では5%の使用を勧めている。男性の場合、フィナステリドと併用すると効果が高まるともいわれ、指針でも併用を認めている。

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